
共働きで頑張っているのにウチはなんで貯金が増えないの?
みなさんの家庭でも、このような悩みの方は多いのではないでしょうか?
以前、私たち夫婦もこの悩みに直面していました。
この記事では、共働き夫婦が貯金できい理由とその解決策について解説していきます。
夫婦の平均年収や貯蓄額をネットで調べてたりすると驚くほどみなさん貯金されていることに驚き、子供が生まれた時に良いタイミングと思い、お金に関する見直しを行いました。
共働き世帯の平均貯蓄額


総務省が行なっている家計調査(2021年1-3月期)のデータでは、2人以上の勤労者世帯(共働き世帯)の平均貯蓄額は、次の通りとなっています。
年齢 | 平均貯蓄額 | 平均世帯年収 |
---|---|---|
〜29歳 | 492万円 | 641万円 |
30〜39歳 | 786万円 | 673万円 |
40〜49歳 | 1,095万円 | 757万円 |
50〜59歳 | 1,680万円 | 876万円 |
60〜69歳 | 2,305万円 | 661万円 |
70歳以上 | 1,697万円 | 527万円 |



これを見た時はびっくりしたよね。



うん、びっくりした。
なんでうちはお金が貯まってないんだろうっていう疑問もあったよね。
平均貯蓄額と我が家の貯蓄を比較した時、明らかに貯蓄額が少ないことに気づきました。
子供が生まれるタイミングだった事もあり、お金が堪らない原因を把握し、家計のお金をしっかりと管理していくことにしました。
共働きでも貯金できなかった理由


夫婦共働きで仕事をしていた私たちが今までどうしてお金がたまらなかった理由が明らかになりました。
その理由が次の3つです。
- 収入と支出を把握していなかった
- 生活費が高すぎた
- ローンが多かった
- 毎月の余剰金を貯金していた
収入と支出を把握していなかった
お金を管理するための基本は、収入と支出をきちんと把握することから始まります。
毎月いくらの収入があって、そのうちいくら支出しているのかを知らなければ、お金を貯める計画をたてることができないのは想像できます。
ブログでもYoutubeでも書籍でも、どこにいっても何を見ても「家計簿をつけなさい」と言われていますがなかなか実践できませんでした。
それはなぜか?理由は単純、面倒くさいから。
毎月、通帳とノートを開いて大量のレシートをまとめるという作業はとにかく面倒。
ただでさえ共働きで自分の時間がとれないのに、子育ても始まると家計簿なんてつける暇はないですよね。
そんな時に役に立ったのがスマホの家計簿アプリです。
隙間時間で簡単に家計簿をつけることができます。
無料で使える家計簿アプリがたくさんありますが、どれを使うか迷っている方にオススメなのは【Money Forward ME】です。
銀行口座やクレジットカード、ポイントカードと連携することができ、収入と支出を自動で記録をしてくれます。
この機能だけで、家計簿を付ける作業の8割が終了しますね。
家計簿をつけるようにしよう
生活費が高すぎた
2021年1-3月期の家計調査では、2人以上の勤労世帯における年齢層別の平均消費支出は次の通りです。
年齢 | 平均消費支出(月額) |
---|---|
〜34歳以下 | 234,269円 |
35〜39歳 | 274,066円 |
40〜44歳 | 295,113円 |
45〜49歳 | 336,040円 |
50〜54歳 | 371,987円 |
55〜59歳 | 331,576円 |
60〜64歳 | 296,359円 |
65〜69歳 | 282,853円 |
70歳以上 | 250,316円 |
消費支出
いわゆる生活費のことであり,日常の生活を営むに当たり必要な商品やサービスを購入して実際に支払った金額である。
総務省統計局



家賃や生活費、交通費は消費支出に含まれます。
税金や社会保険料などの世帯の自由にならないお金は非消費支出に含まれます。
みなさんの家庭の消費支出は平均と比べてどうでしょうか?
平均よりも支出が多い場合、まずはこの平均消費支出金額を目標に生活費を削っていくようにしてみましょう。
節約の目標をはっきりさせておくと、目標達成までの道のりが見える上に達成した実績を把握することができ、次の目標もたてやすくなります。
「長く続けること」が節約生活をする上で一番大切なことです。
具体的に私たちが実践している生活費の減らし方については、共働きの夫婦が子育てしながら出来る節約術とは?の記事で解説しています。





みんなが実践できる節約方法をまとめてみました!
ぜひ読んでみてくださいね。
節約生活をしよう
ローンが多かった
2人以上の勤労者世帯(共働き世帯)のローンは、次の通りとなっています。
年齢層 | 年賦(月賦) |
---|---|
〜29歳 | 24万円(2万円) |
30〜39歳 | 18万円(1.5万円) |
40〜49歳 | 30万円(2.5万円) |
50〜59歳 | 23万円(1.9万円) |
60〜69歳 | 27万円(2.25万円) |
70歳以上 | 21万円(1.75万円) |
この数値には、住宅や土地のローンは含まれていません。
どの世代で見ても、月賦は1.5万円から高くて2.5万円ですね。
当たり前だと思っていたものが同世代の平均と比較してみると、普通ではないことがわかります。
月々の出費を減らすには、割賦(分割)払いをしないようにすることも効果的といえます。
私たち夫婦は、具体的には次のものを無くしました。
- 自動車のローン
- スマホ機種代の分割払い
- 家具・家電の分割払い
こういったローンや分割のお金は支払いを終わらせておく方が良いと思います。
その理由が、次の貯金という項目につながります。
ローンは組まないようにしよう
毎月の余剰金を貯金していた
これまでは、毎月お給料から固定費と生活費、お小遣いを使ったあとに残ったお金を貯金に回していました。
この方法は、毎月使いきれない程のお金が入ってくる人にはとても有効かもしれませんが、年収が高いわけではない私たちには向いていません。
そもそも家計管理すらきちんとできておらず、毎月いくら貯金が出来ているかすらわかっていなかった私たちは、貯金の方法を先取り貯金へ変更しました。(正確には先取りインデックス投資)
理由は、家計管理がずさんな私たちでも確実に貯金することができるからです。
上述しましたが、月々のローンの支払いを終わらせるだけで、今までローンとして返済していた金額がすべて貯金されていくことになります。
今まで負債だったものが資産に変わっていくのです。
こういった理由から、先取り貯金は本当にオススメです。
以下の記事で、生活防衛資金を確実に貯める方法を詳しく解説していますので、気になる方は読んでみてください。


先取り貯金しよう
まとめ
- 収入と支出を把握していなかった
- 生活費が高すぎた
- ローンが多かった
- 余剰金を貯金していた
- 家計簿をつける
- 節約生活をする
- ローンは組まない
- 先取り貯金する
この記事では、共働き夫婦の私たちが貯金できなかった理由とその対策方法を解説してきました。
毎日を何気なく過ごしていると気づかないことがたくさんあります。
特に、お金に関することはデリケートな内容なので知り合いともあまり話をされない方が多いのではないでしょうか。
貯蓄額は誰かと比べる必要はまったくありませんが、無いよりも有ったほうが確実に生活は豊かになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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