
子供が生まれたけど、将来のお金の事が心配…



子供が生まれてから始めた方が良い事があれば知りたいな
こういった不安や悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
子供を育てていくためには多くのお金が必要な事はみ、みなさんご存知だと思います。
この記事では、将来のお金の不安を出来るだけ減らすために、子供が生まれたら取り組むべき4つの事について解説していきます。
- 子育てに必要なお金がどれくらいかわかる
- 将来必要なお金を準備する方法がわかる
結論
子供と親が豊かに暮らしていくために、子供が生まれたら次の4つの事に取り組んでいきましょう。
- 節約生活(生活費の見直し)
- 教育費の準備
- 住環境の整備
- 老後資金の準備
では、詳しく解説していきます。
子供を育てるのに必要なお金





子供を1人育てるのにどれくらいのお金がかかるんだろう?
平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査のデータをもとに解説していきます。
「養育費」と「教育費」に分けて見ていきます。
まずは「養育費」です。
年間養育費 | 年数 | 計 | |
---|---|---|---|
未就園児 | 81万6141円 | 3年 | 244万8423円 |
保育所 幼稚園児 | 114万2584円 | 3年 | 342万7752円 |
小学生 | 84万7225円 | 6年 | 508万3350円 |
中学生 | 97万5565円 | 3年 | 292万6695円 |
高校生 | 97万5565円 | 3年 | 292万6695円 |
大学生 | 70万4700円 | 4年 | 281万8800円 |
1963万1715円 |
年間の養育費は、保育所や幼稚園に通う時期が一番高い結果となっています。
2019年から幼児教育・保育無償化制度がスタートしているため現在の養育費はもっと下がっているものと思われます。
続いて「教育費」を見ていきます。
国公立 | 私立 | |
---|---|---|
小学校 | 192万7686円 | 959万2146円 |
中学校 | 146万5191円 | 421万9299円 |
高等学校 | 137万2140円 | 290万9733円 |
大学 | 254万8150円 | 386万6569円 |
総計 | 731万3167円 | 2058万7747 |
小学校から大学まで国公立の学校に通った場合でも結構なお金がかかりますね。
私立の学校で教育を進めた場合だと2,000万越えで、家が1軒建つくらいの金額になっていますね。
「養育費」と「教育費」を合計すると以下のようになります。
すべて国公立の学校に通う場合 | 2694万4882円 |
すべて私立の学校に通う場合 | 4021万9462円 |



毎日子供のために使っているお金も合計してみると、とんでもない金額になっていくんです。
子供が生まれたらやるべき4つの事


節約生活(生活費の見直し)
節約生活と聞くと、「こまめに電気を消しなさい」とか「食費を削りなさい」とか、ストレスを感じながら行うものと考える方も多いでしょう。
一人暮らしの大学生がお金が無くて「もやしを食べて生活しています!」というものとは状況が違います(笑)
家族みんなが不満を感じずにできる節約を実践するという事が重要です。
具体的な方法は、「共働き夫婦が子育てしながらできる節約術」の記事で詳しく解説しているので、節約の方法が知りたい方は、ぜひ読んでみてください。


教育費の準備
上記のデータからもわかるように、1人あたりの子育てに必要な教育費は少なくとも700万円前後必要になってきます。
特に大学で必要となる費用は、小中高と比べてグッと高くなっていますね。
大学進学時にどれだけの費用を準備してあげられるかによって、子供が進学できる学校も変わってくるためしっかりと準備をしておきたいところです。
教育費の準備として学資保険が有名ですが、個人的にはあまりオススメしません。
理由は、①「払戻率が低い」と②「途中解約すると損」の2つです。
一般的な学資保険の払戻率は105%前後となっており、100万円支払うと105万円払戻しされます。
この金額を見ると、とても安く感じませんか?
さらに、途中解約してしまうと、支払ったお金は満額戻ってこない事もあります。
本当にお金が必要な時に解約して、必要な額が準備できないのはかなりのデメリットです。
教育資金の準備には、ジュニアNISAを利用するのがオススメです。
2023年12月での終了が決定していますが、今から始めても十分にメリットがある制度です。
逆に言うと、今しか始める事が出来ない制度なので、お子さんが生まれたらすぐに口座解説の手続きを行うようにしましょう。
住環境の整備
子供が生まれたばかりの時は、現在のお住まいに不満を感じることは少ないと思います。
だけど子供が成長して、ハイハイしたり歩き出したりすると行動範囲も広がってくると部屋が手狭に感じてくるでしょう。
そうなってから家づくりや引っ越しなどを考え始めているとどうしても時間がかかってしまいます。
住宅ローンを利用して家を建てる選択肢がある方は、特に早めに検討をしていきましょう。
老後資金の準備
一時期ニュースでも大きく取り上げられ有名になりましたが、「老後2000万円問題」というものがあります。
「夫婦2人の高齢無職世帯の一般的な収入と支出では毎月約5.5万円の不足が生じてしまい、その後30年生活するには約2000万円のお金が必要」というものです。(市場ワーキング・グループ報告書)
子育てがやっと終わり、これから夫婦の時間を楽しもうと思う時でも、やっぱりお金は必要なんですよね。
老後資金をしっかりと準備するには、iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAを利用するのがオススメです。
所得税や住民税など節税面で大きなメリットがあるため、可能な限り早めに始めることをオススメします。
月5万円のインデックス投資について次の記事で解説しています。
\ 口座開設をサポート! /
まとめ
- 節約生活(生活費の見直し)
- 教育費の準備
- 住環境の整備
- 老後資金の準備
この記事では、お金の不安をなくすために子供が生まれたら始めて欲しい4つの事について解説してきました。
家族みんなが幸せに暮らすためには、やはりお金はとても大切なものです。
大切だからこそ、しっかりとお金を運用していかなければいけません。
しかし、多くのパパママがその大切さを知らずに生活をしています。
この記事で紹介させてもらった事をぜひ取り組んで頂ければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




コメント