
今日も残業で遅くなりそう…子供達は大丈夫かな?
こういった悩みを持ったパパやママは多いのでは無いでしょうか?
夫婦ともに仕事をしながら子育てをしている家庭というのは、現在では珍しい事ではありません。
一方で、安全対策がおろそかになり子供達に危険が及んでしまう事もあるんです。
この記事では、こういった仕事の帰りが遅くて子供のことが心配なパパママが実践できる安全対策を5つご紹介させていただきます。
- 仕事の帰りが遅くて子供が心配な方
- 子供の防犯対策について知りたい方
はじめに
結論からお伝えしますと、仕事で遅くなる方でも実践できる子供の安全対策は次の5つです。
- 「やってはいけない事リスト」を作る
- 常に連絡を取れるようにしておく
- 警察へ通報する方法を教えておく
- 防犯グッズを持たせる
- ホームセキュリティーを導入する
それぞれの詳しい解説の前に、日本全体に占める共働き家庭の割合や、帰宅時間に関する情報もお伝えしておきます。



「その情報はいらないな」という方は読み飛ばしてもらって大丈夫です!
共働き世帯の割合はどれくらい?
厚生労働省の報告によれば、共働き世帯は毎年増加をたどり2015年には64.4%を超えています。
平成26年の時点で、元年から約1.4倍も共働き家庭の割合が増加しています。



子供を育てようと思うとどうしてもお金が必要になります。子育てだけに専念したくてもそうはいかないのが今の日本の現状ですよね。
共働き家庭で仕事が遅い人の割合は?
平成28年度の社会生活基本調査データでは、6歳未満の子供がいる共働き家庭における夫の帰宅が18時以降となっている割合は86.1%と報告されています。
夫の帰宅時間の回答が最も多かったのは「19時」の11.49%となっています。
多くの家庭で、仕事から帰宅する時間が遅い事がわかります。
そんな時に、妻と子供だけであるいは家庭によっては子供だけで過ごしている事を考えると、非常に不安に感じる事が多々あります。
仕事を早く切り上げて帰宅すれば良いわけですが、すべての人が可能なわけではありません。
どんな状況においても家族の安全はしっかりと担保していかなければなりません。



私も泊り込みで仕事をする日があるので、子供や妻の事が心配になります。
仕事が遅い方が実践できる子供の防犯対策 5選
ここからは、仕事で帰りが遅くなってしまう方が実践できる子供の5つの安全対策についてそれぞれ詳しく紹介していきます。
その① 「やってはいけない事リスト」を作る
安全対策としてまず取り組んでほしいものは、子供と一緒に「やってはいけない事」を決める事です。
特に、具体的な内容を決めておく事が重要です。
例えば、「知らない人が来てもドアを開けない」という決め事をしていた場合、配達員さんが荷物を届けに来た場合ドアを開けてしまう可能性もあります。
ただの配達なら良いですが、配達員に扮した悪い人間が自宅へ侵入してしまう可能性もあります。
「パパとママ以外の人が来てもドアを開けない」と決めておくだけで防ぐ事ができます。



安全に対する意識を高める教育にもなるし、お金もかからないのでぜひ取り組みましょう。
みんながやっている子供だけでお留守番をする時の決め事は次のようなものが多くあります。
参考にしてみてください。
- 誰かが訪ねてきてもドアは開けない
- 玄関や窓の鍵は施錠したままにする
- インターホンが鳴っても応答しない
- あらかじめ決めた電話以外には出ない
- 火を使わない
- ベランダに出ない
- 浴室に入らない
- キッチンに入らない
- 家の庭に出ない
- 携帯電話の電源を入れておくホームセキュリティーを警戒状態にしておく
- 何かあれば電話する、ホームセキュリティーの非常ボタンを押す
- 子どもしかいないことがわからないように静かにする
- 調理をする際は、レンジとトースターのみの使用にする
その② 常に連絡を取れるようにしておく
次に、「常に連絡をとれるようにしておく」という事です。
電話やLINEを出来る状態にしておくことも大事ですが、親の仕事場の連絡先を伝えておくという事の方が大切です。
急な体調不良などの場合、親のスマホに連絡を入れても仕事中にはなかなか電話に出る事ができません。
親の仕事場の連絡先を教えておくだけで、緊急のSOSを必ず受け取る事が出来るのでオススメです。
『●●(パパママの名前)に電話をつないでください』という文言だけで十分なので電話番号とあわせて教えておきましょう。
子供の声で電話がかかってくれば、会社の人も気づきますし誰もいたずら電話だとは思いません。
その③ 警察へ通報する方法を教えておく
親の連絡先と電話のつなぎ方とあわせて、警察へ通報する方法も教えましょう。
「それはやりすぎでは?」と思う方もいるかもしれませんが、犯罪に巻き込まれてからでは遅いのです。
警察へ通報する時には、名前と住所、電話番号を求められるのであらかじめ紙などに書いて準備してあげましょう。
Youtubeの福岡県警察公式チャンネルに、「正しい110番のかけ方」について詳しく解説した動画がアップされています。
お子さんと一緒にご覧になってはいかがでしょうか。
その④ 防犯グッズを持たせておく
防犯対策として有効な子供用防犯グッズとしてオススメなのは次の3つです。
- 防犯ブザー
- キッズケータイ
- 見守り用GPS端末
防犯ブザー
防犯ブザーは、防犯グッズとしてとても有名ですね。
危険を感じた時に、防犯ブザーを作動させる事で大きな音や強い光で周囲へ異常を知らせることができる防犯グッズです。
子供だけでなく、女性や高齢者なども所持することが推奨されています。
地域によっては、無料で配布をしている自治体もありますので、ご自身のお住まいの地域の配布状況を調べてみることをおすすめします。
キッズケータイ
最近では、自宅に固定電話を引いておらずスマホのみという家庭も多いですよね。
子供たちが緊急の連絡や通報をしたくても、電話がないとどうしようもありません。
お子様の年齢にもよると思いますが、キッズケータイやキッズスマホを持たせてあげることを検討してみてください。
- 「有害なサイトにアクセスしないか心配」
- 「SNSなどで知らない人と連絡をとったりしたらどうしよう」
- 「使いすぎが心配」
こういった心配から、子供にスマホを持たせる事に不安を感じる人も多いと思います。
ソフトバンクとネオマーケティングが合同で実施した「子どもにスマートフォンを持たせることに対する意識調査」では、9割の親が「子供にスマホを持たせるのが不安」と回答している一方で、実際にスマホを持たせてみた結果「スマホを持たせて良かった」と回答した人が約8割となりました。
つまり、スマホの安全対策をしっかりすれば、子供がスマホを持つ事はとても大きなメリットとなるという事です。
初めてのキッズケータイには、安全性と機能性が充実しているmyFirst Fone R1がオススメです。
腕時計型のキッズスマートフォンとなっており、普通のスマホと同じように電話やデータ通信も可能な上に、ビデオ通話やMP3プレーヤー機能も搭載しています。



とてもお洒落でスタイリッシュなキッズケータイですよね!
見守り用GPS端末
防犯ブザーやキッズケータイと合わせて、見守り用GPS端末を持たせておく事をオススメします。
防犯対策として持たせておく事で、万が一の時にも居場所を特定する事が可能となります。
また迷子対策としても効果を発揮します。
大型商業施設に行くと、必ずと言っていいほど迷子のアナウンスが流れていませんか?
せっかくの家族揃ってのお買い物も、子供が迷子になってしまうと全然楽しめなくなってしまいます。
このような時にもGPS端末を持たせておけば、スマホアプリなどでどこにいるのか把握する事も可能です。
上記で紹介した、myFirst Fone R1はGPS機能も搭載されているのでこれ1つでスマホと見守りGPS端末として使用する事が出来るのでオススメです。
「キッズケータイを持たせたいけど、学校へ持ち込みができない」という悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
そのような方には、子供見守りGPSサービス「soranome」がオススメです。
「soranome」は学校への持ち込み制限が無く、月々の通信費用も必要ないためコストの面でも導入しやすいのがメリットです。
その⑤ ホームセキュリティーを利用する
最後に、「ホームセキュリティーを導入する」です。
ホームセキュリティーを導入することで、防犯面のセキュリティーがグッと上がります。
さらに、何かあった場合にはガードマンが出動して来てくれるため子供だけでなくパパやママも安心できます。
ホームセキュリティー会社の大手としては、次の2社が有名ですね。
- アルソック
- セコム
それぞれのホームセキュリティーに関する特徴を、簡単にまとめておきます。
セコム
- ホームセキュリティーの契約数は業界No.1
- 拠点数は2800カ所以上
- 補償金がしっかりしている
アルソック
- リーズナブルな価格
- 拠点数は2100カ所以上
- アルソックのGPS端末が利用可能



ホームセキュリティー選びは、持ち家や賃貸、家族構成やライフスタイルなどによって変わります。自分たちにぴったりなものが選べるように情報収集をしっかりと行っていきましょう。
まとめ
ここまで、仕事で帰りが遅くなってしまう方が今から実践できる、子供の防犯対策について5つ紹介してきました。
今回紹介した5つの防犯対策を実施する事で、在宅中や外出中のお子さんやご家族の方の安全性をグッと高めることができます。
ただし、いずれの対策を実施する場合においても防犯の意識をしっかり持って行動するという事が重要です。
「防犯対策をしているから大乗」と考えるのではなく、「何か見落としている事はないか?」と常日頃から考えていく事が一番の防犯対策だと考えます。
みなさんの生活が安心安全なものになると嬉しいです。




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