SBI・V・全米株式インデックスファンドを積み立てしてる人の運用実績が見たいなぁ
SBI証券は、2021年6月30日から「SBI・V・全米株式インデックスファンド」の運用を開始されています。
私も、運用開始された6月末からSBI・V・全米株式インデックスファンドへの積立を開始し、運用期間が3ヶ月を経過しました。
この記事では、「SBI・V・全米株式インデックスファンド」への積立投資3ヶ月間の運用実績を公開しています。
最新の運用結果報告はコチラです↓
>>【運用6ヶ月】SBI・V・全米株式インデックスファンドに積立した結果を公開!
- 直近3ヶ月のSBI・V・全米株式インデックスファンドの運用実績がわかる
- 楽天・全米株式インデックスファンドとの比較ができる
- 直近3ヶ月間のS&P500とNASDAQ100と比較が出来る
SBI・V・全米株式インデックスファンドとは?
個人投資家の間では、大きな話題となった「SBI・V・全米株式インデックスファンド」ですが、運用が始まってからまだ3ヶ月しか経っておらず、もしかしたらご存知ない方もいるかもしれませんので簡単に解説します。
「SBI・V・全米株式インデックスファンド(愛称:SBI・V・全米株式)」は、SBI証券が提供する投資信託のひとつで、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。
投資先は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」となっています。
何言っているかわからないんだけど?
SBI証券経由でバンガード社の米国ETF(VTI)へ投資出来る投資信託って事です。
「SBI・V・全米株式インデックスファンド」はSBI証券でのみ購入可能です。(2021/10/3現在)
「SBI・V・全米株式」の運用実績
3ヶ月間で¥110,000円をSBI・V・全米株式インデックスファンドに積立投資しました。
結論からお伝えしますと、2021/10/1時点での運用損益は-1392円という結果でした。
毎月の購入金額と、購入時の基準価額は次の通りです。
約定日 | 購入金額(円) | 基準価額(円) |
---|---|---|
2021/6/22 | 5,000 | 10,148 |
2021/7/8 | 25,000 | 10,097 |
2021/8/3 | 40,000 | 10,041 |
2021/9/2 | 40,000 | 10,421 |
計¥110,000 | 取得単価¥10,194 |
10/1時点での取得単価は¥10,194円、基準価額は¥10,065となっており、3ヶ月間で-1.27%の運用となっています。
毎月末の基準価額の推移と、純資産総額を見てみます。
基準価額は上がったり下がったりと変動が見られますが、運用開始時の基準価額は維持出来ていますね。
純資産総額は毎月順調に増加していましたが、10/1にわずかに資産の流出があったようです。
基準価額(円) | 純資産総額(百万円) | |
---|---|---|
6/30 | 10,000 | 8,103 |
7/30 | 10,129 | 17,004 |
8/30 | 10,359 | 20,603 |
9/30 | 10,219 | 24,340 |
10/1 | 10,065 | 24,145 |
3ヶ月での運用損益はマイナスとなっていますが、インデックス投資自体が長期運用が大原則なので現状のマイナスはあまりきにする必要は無いかと個人的に思っています。
楽天・全米株式インデックスファンドとの比較
CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資信託には有名な「楽天・全米株式インデックスファンド」というファンドもあります。
以前は、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資信託といえばこの楽天・全米株式インデックスファンド一択でしたが、SBI・V・全米株式インデックスファンドが登場したことで投資の選択肢も増えました。
私は、楽天・全米株式インデックスファンドには積立を行なっていないので詳しい運用損益に関してはお伝えできませんが、直近3ヶ月での基準価額の変動を観察してみます。
6/30 | 7/30 | 8/30 | 9/30 | 10/1 | 騰落率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
楽天・全米株式インデックスファンド | 17,646 | 17,884 | 18,291 | 18,041 | 17,767 | +0.68% |
SBI・V・全米株式インデックスファンド | 10,000 | 10,129 | 10,359 | 10,219 | 10,065 | +0.65% |
※楽天・全米株式インデックスファンドは2017年9月に運用が始まった投資信託のため2021/6/30時点での基準価額が異なります。
2021年6月30日から2021年10月1日での騰落率は、楽天・全米株式インデックスファンドで+0.68%、SBI・V全米株式インデックスファンドが+0.65%という結果でした。
単純に数字だけ見ると楽天の方が良さそうに見えますが、ほとんど誤差範囲内かと感じます。
楽天・全米株式インデックスファンドよりもSBI・V・全米株式インデックスファンドの方が信託報酬が安いため、それを加味するとSBI・V・全米株式インデックスファンドに軍配があがりそうです。
投資信託の運用には、隠れコストという物が発生する事があるためコスト面も1年くらいは様子を見ていきたいところです。
その他のインデックスと比較
異なる指数を比較する事にあまり意味はありませんが、その他のインデックスが直近3ヶ月でどのような推移をしたのかも確認しておきたいと思います。
ここでは、S&P500とNASDAQ100の次の2つのインデックス型投資信託と比較したいと思います。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS NASDAQ100
直近3ヶ月間での、eMAXIS SlimシリーズS&P500とNASDAQ100の値動きは次の通りでした。
6/30 | 7/30 | 8/30 | 9/30 | 10/1 | 騰落率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 16,444 | 16,777 | 17,177 | 16,951 | 16,677 | +1.41% |
eMAXIS Slim NASDAQ100 | 11,895 | 12,161 | 12,504 | 12,190 | 12,085 | +1.59% |
SBI・V・全米株式インデックスファンド | 10,000 | 10,129 | 10,359 | 10,219 | 10,065 | +0.65% |
ある程度同じような変動をしていますが、8月初めから中旬にかけてはS&P500の値動きが大きいですね。
騰落率はS&P500で+1.41%、NASDAQ100で+1.59%と、SBI・V・全米株式インデックスファンドと比べると大きく上昇しています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)にも投資をしていますが、コロナショック以降の上昇は本当にすごいですね。
まとめ
この記事では、SBI・V・全米株式インデックスファンドが運用開始してから3ヶ月の運用実績を解説してきました。
この記事を読んでくださっている方の多くは、インデックス投資を始めてみたい、あるいは始めたばかりだという方が多いのではないでしょうか。
今やブログやYouTube、Twitterなどでも投資に関するたくさんの情報が発信されています。
情報をできるだけたくさん集める事も大切ですが、その情報が正しいものかどうかしっかりとご自身で判断する事も大切です。
この記事で紹介している情報は、あくまで直近3ヶ月のみの投資実績を観察したデータですので、インデックスファンド自体を評価するには情報がまだまだ不足しています。
ファンド選びの1つの情報として、参考にしていただけたら嬉しく思います
引き続き、毎月積み立てを行なっていきますので次回もお楽しみに!
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