はじめに
みなさんの家庭では、子供達の保育園や幼稚園への送り迎えはどなたがされていますか?
ママやパパが送り迎えをしているところがほとんどではないでしょうか。中にはおじいちゃんやおばあちゃんにお願いしている方もいらっしゃると思います。
我が家では、主にパパが送り迎えを担当しています。どうしても無理な場合にはママにお願いするようにしています。
その理由は、パパが送り迎えをする方が圧倒的にメリットが大きかったからです。
今回の記事では、私たち夫婦の体験をもとに保育園や幼稚園への送迎をパパさんにおまかせした方が良い理由をまとめてみました。
- 今後、子供が保育園に入園予定の人
- 保育園の送り迎えを誰がするか悩んでいる人
- パパが送り迎えするメリットが知りたい人
保育園や幼稚園の送り迎えをパパにまかせた方が良い理由
パパが早起きになる(早寝になる)
言わずもがな、早起きになります。
朝が弱いので仕事の日でもギリギリまで寝ていた私ですが、子供の送り迎えをするようになってとても早起きになりました。自分と子供両方の身支度をするとなると今までどおりの起床時間では間に合わないので自然と早起きになります。
毎日のルーティーンは、朝起きたらパパが身支度している間にママが子供に朝ごはんを食べさせます。パパの支度が終わったらママが身支度をする間に、パパが子供の着替えを済ませて保育園へ出発しています。保育園までは自転車で送迎をしていますが、朝の空気は清々しくてとても気持ちが良いのでオススメです。
だけど朝早く起きると日中眠くなることありますよね。早起きを続けていると夜眠くなる時間も早くなるので、結果的に早寝になり、睡眠時間も十分とることが出来るようになりました。
子供の世話が上手くなる
朝起きてから出発するまでの時間は限られています。その時間の中で、子供のごはんや着替え、持ち物の準備、連絡帳の記入などを済ませ、さらに洗濯やゴミ出しなどもこなさなければなりません。
このような生活を続けているとパパの育児スキルも格段に上がります。ぎこちなかったオムツ交換は流れるような手さばきになり、機嫌が悪い時のあやし方も手に取るようにわかってくるのです。これは実際に育児に携わらないと培われない技術なのです。今では保育士さんに褒められるくらいオムツ交換が上手になりました!
子供が毎日成長しているからには親も毎日成長していく必要がありますね。
子供の体調の変化がわかる
毎日幼稚園や保育園へ送迎をするということは、毎朝子供と顔をあわせることになります。そのため、その日の機嫌や体調などを把握することができるようになります。
パパとママが子供の体調を把握することで、夫婦で話し合って仕事の都合をつけ病院受診の予定をたてたりすることもできますね。
「今日はまだお通じが出ていないな」とか、「昨日よりも体調が良くなったな」とか小さな変化であっても病院等を受診する際にはとても大切な情報なので、自然とチェックをする習慣になりました。
育児用品の買い忘れが減る
保育園で必要な育児用品と家庭で必要な育児用品は基本的には同じですよね。おむつだったり、哺乳瓶、粉ミルクなどです。
私たちの家庭では、例えば、保育園に持っていくオムツのストックが家にいくつあるのかをママだけでなくパパも意識するようになりました。そうすると、ドラッグストアに寄った時などでも「残り少なかったから買っておこう」と買い忘れる事がほとんど無くなりました。
保育士さんと情報交換できる
当たり前のことですが、保育園には保育士さんがいらっしゃいますよね。保育士は保育のプロですので多くの知識と経験をもっていらっしゃいます。そのような専門職の方と情報交換をすることができるようになります。
私たち新米夫婦が抱く子育ての疑問はもちろん、体の成長から心の成長、また離乳食や幼児食に関する事など幅広く教えていただきました。
保育士さんに「パパさんが園に来てもらえる方が子供たちにとっても、刺激になって良いんですよ〜」と言われたことがあります。送り迎えの多くはママがされていることが多く、子供達も大人の男性を見ると人見知りして泣いてしまうこともあるんだそうです。そういった子供たちの成長を促すためにも、パパが保育園に足を運ぶ意味は十分にありますね。
子供の作品が見れる
保育園や幼稚園では、子供たちが毎日少しずつ制作し、完成した作品を展示してくれる事があります。中には1年中掲示してくれている所もありますのでチェックしてみてください。
園で制作する作品の中に子供たちの成長を見ることができます。絵の具を顔につけて遊んでいた子が手や足を使って絵を描いてみたり、シールを上手に貼ることが出来るようになったりと子供の成長には本当に驚かされます。
「家にいるときは全く気づかなかったけど、もうこんな事ができるようになったんだ」と思うことがたくさん感じられるので、送り迎えの際に子供の制作作品をよく見るようになりました。
園の子供たちに認知される
園の子供たちと毎日顔を合わせていると「あっ!○○くんのパパだ!」と子供たちから歩み寄ってきてくれるようになりました。言葉を話せないくらいの子供たちもニコニコしながらおもちゃを持ってきてくれるんです。
園の子供たちみんなが我が子の様に思えて、朝から元気をもらえるので仕事も頑張れますよ!
上級生の子供たちの成長を見れる
自分の子供よりも年上の子供たちもたくさんいるので、我が子が辿る今後の成長過程を事前に知る事ができます。自分の子供がどのように成長していくのかを想像することで、取り組むべき課題を見つけることができるのです。
例えば、「この年ぐらいになるとご飯を一人で食べれるようになるのか。それなら、そろそろスプーンやフォークの使い方をしっかりと教えていこう」という風に自然な教育ができるようになっていくのです。
こういった事をパパが体感することで、私も父親としての自覚がさらに強くなりました。
コミュニティーが広がる・増える
私たち夫婦は県外から移住してからまだ日が浅く、知り合いという知り合いがいないので夫婦とも職場のコミュニティーだけで生活をしていました。子供が生まれて保育園へ行くようになると、保育園のスタッフさんだけではなく、保育園の近所の方や家の近所の方も話しかけられるようになったんです。
パパと息子2人で、近所のスーパーで買い物をしていた時の事です。ある老夫婦に呼び止められました。「赤ちゃんを近くで見せて欲しい」と。突然のことで驚きましたが、悪い方では無さそうだったので「はい」と答えたところ、「立派な大人になるんだよ〜」と息子に暖かい言葉をかけてくれました。その瞬間、「子供たちを育てているのは親だけじゃないんだな」ということを実感しました。偶然に知り合った方々や近所の方々などのコミュニティーの中で子育てをしていることを認識するきっかけになる良い体験が出来たと思います。
このような地域のコミュニティーで気軽に話しかけやすいのは案外、ママよりパパと2人でいる時のほうが声をかけやすいのかもしれませんね。
残業時間が減る
意外に思う方もいるかもしれませんが、子供の送迎を毎日やることで職場の残業時間を減らす事が出来ます。まずは、上司や同僚に朝夕の送迎を毎日行なっていることを知ってもらう必要があります。そうすれば、朝夕の送迎を毎日しなければいけないという状況の人になかなか残業は頼めなくなりますよね?その心理を利用します。私の場合、残業時間をおよそ半分以下まで減らす事が出来ました。
ただし、自分の仕事は定時までに終わらせておく事が最低条件です。そうでないと、”自分の仕事を他人に押し付けて帰る人”という扱いになってしまいます。もし定時に仕事が終わらない場合には、私以外でも出来る仕事を残業に残しておくようにしましょう。
残業してくれる同僚や後輩には、ねぎらいの言葉をかけてあげるのもパパの仕事ですよ。
まとめ
- パパが早起きになる(早寝になる)
- 子供の世話が上手くなる
- 子供の体調の変化がわかる
- 育児用品の買い忘れが減る
- 保育士さんと情報交換出来る
- 子供の作品が見れる
- 園の子どもたちと仲良くなれる
- 上級生の子どもたちの成長を見れる
- コミュニティーが広がる・増える
- 残業時間が減る
おわりに
今回は、保育園の送迎をパパ にまかせたほうが良い理由をまとめてみました。
これから先、男性がもっと積極的に育児に携われるようになれば良いなと思っています。
この記事が、みなさまの参考になれば幸いです。
コメント