子育てをしていると、寝返りすらできなかった子供があっという間にハイハイが出来るようになり、さらにひとりで歩くようになっていきます。
行動範囲がぐっと広がるため部屋の中にいるときも、パパ・ママは子供から目を離すことができませんよね。
そうなると、いろいろな理由で模様替えが必要と感じる人も多いはず。
この記事では、子供たちが安全に過ごせる部屋にするために知っておきたい模様替えのポイントを解説していきます。
- 子供が安全に過ごせる部屋にするための家具配置がわかる
- 子供たちにとっての危険なポイントがわかる
子供たちが安全に過ごせる部屋にする模様替えのポイント

①家具はすべて壁際に置くのがおすすめ
生活に必要な家具はすべて壁際に配置するのがおすすめです。
これには理由が4つあります。
空間を有効に利用できる
ダイニングテーブルなどを部屋の中央に配置してしまうと、どうしても椅子の引きしろなど部屋の隅の方に無駄な空間ができてしまいます。
家具をすべて壁際に置くことで、部屋の隅の空間を部屋の中央に集め広い空間をつくることができます。
家具の転倒による怪我を防ぐ
部屋の中央に家具を置いていると、地震の揺れで家具が倒れて怪我をしてしまう可能性があります。このような事態を最小限に抑える方法として壁際の配置が有効です。配置とあわせて、転倒防止のストッパーも利用すればさらに安心です。
賃貸や借家にお住まいの方など、壁に固定具を使用することができない場合があります。そのような場合は、耐震ダンパーを利用しましょう。壁に貼り付けて使用するため、壁の工事が必要で天井からの高さも気にせず使用することができます。

剥がせる粘着シートなので、壁に跡が付く心配がないのも賃貸に住んでいる方にとっては嬉しいですね。
離れた場所から目が届く
家具を壁際に配置すると、自然と遊ぶ場所が部屋の中央になるため、キッチンなど離れた場所から子供の姿を確認しやすくなります。
キッチンで火を使う場面等どうしても離れられない時に、子供の姿が見えるというのはとてもメリットになりますね。



キッチンで火を使っている間も、子供の姿が見えているので安心して料理ができます。
子供が転落するリスクが小さくなる
私たち夫婦がこの配置をする理由として一番大きかったのがこの理由です。
自分で歩き始めた子供がソファをよじ登って転落してしまいました。幸い大事には至りませんでしたが、このままの環境では、子供が怪我をする危険性がありました。そこで、ソファーを壁際に寄せて配置することで、転落のリスクを低減することが出来ました。
②子供の目線の高さに鋭利なものを置かない
例えば、ダイニングテーブルです。
天板の四隅が角ばっている場合、子供たちが頭や顔などをぶつけて怪我をすることが考えられますね。あとは、チェストの上に鍵やボールペンなどをおいている場合にはちょうど子供たちの目の高さとなるため注意しましょう。
③窓の近くの家具配置は慎重に
2階建以上の部屋にお住まいの方は特に注意したい点です。
窓際に配置した家具をよじ登って、窓から転落してしまう可能性があります。子供が家具等に登った時に窓へ手が届かないように工夫をしましょう。
どうしても窓際の配置となってしまう場合には、安全策や転落防止ネットを使用するなど窓から転落するリスクを極力なくしてあげましょう。
高さの違う家具を隣同士に配置しない
例えば、ソファーとテーブルを隣同士に置いてしまうと、テーブル自体に登ることが出来ない子供でも、ソファーを伝ってテーブルに登ることができてしまいます。そのため、子供が家具に登ってしまう可能性がある場合には家具の高さをそろえて配置するということも考えてみて下さい。
部屋の四隅のスペースを活用する
家具を壁際に配置していくと、どうしても部屋の角にはスペースが出来てしまいますが、その様なスペースがあると子供たちはそこに入っていってしまいます。そこには普段使用するものを置いて塞いでしまいましょう。
ドアの近くに家具やベビー柵を置かない
我が家では当初、リビングに入るドアの近くにベビー柵を置いていましたが、そのせいで大変な目にあいました。
リビングに入ろうとしたところ、ベビー柵がドアにひっかかって開かない状態になってしまったんです。どうやら子供が遊びながらベビー柵を動かしてしまいドアを塞いでしまっていました。その時は、なんとか狭いドアの隙間から手を入れて柵を移動させることができましたが、それが出来なかったらと考えるととても恐怖です。
このような理由から、部屋のドア付近には子供が動かせるような家具や柵を置かない配置にすることをおすすめします。
まとめ
- 家具はすべて壁際に配置する
- 子供の目線の高さに鋭利なものを置かない
- 窓の近くの家具配置は慎重に考える
- 高さの違う家具を隣同士に配置しない
- 部屋の四隅のスペースを活用する
- ドアの近くに家具やベビー柵を置かない
おわりに
子供たちと安心安全に生活するということはとっても大事なことです。家の中は安心にも思いもよらない危険が潜んでいることがあります。模様替えの際にはぜひ参考にして頂ければ幸いです。




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